ルールとマナーについて考える

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モトクロス世界選手権にMXGP Academyという育成プログラムが組み込まれて間もなく、主宰者の一人であるヤン・ポステマ氏に話を聞きに行ったんです。


ゴルフというスポーツは世界中で大人気で、幅広い年代層が楽しんでいるよね。他のスポーツと違って互いにコンタクトすることもないし、事故やケガの心配もほとんどない。でもプレーヤーはコースに出るにあたって、しっかりとルールブックを読み込んで、何よりマナーが重要視されている。それに比べてモトクロスはどうだろう。こんなにエキサイティングで楽しいスポーツは他にないけれど、一方で事故や怪我のリスクがこれほど高いスポーツはないんじゃないかな。なのにライダーは、そこれそ初めてバイクを走らせるチビッコまでが、ルールやマナーを一切知らないままでコースを走り出してしまう。そんなのどう考えてもおかしいだろう? FIMやMXGPの主催者にそう提案しただけなんだ。あるのが当たり前、絶対になければいけないのプログラムなんだよ。

そんな風に分かりやすく、でも情熱的に話してくれたヤンさん。長年モトクロスを取材してきて、それこそ数えきれないほどの感動を味わってきましたが、一方で幾度となく辛い現実も見てきました。

ルールやマナーをしっかりと身に付けることが、リスクの低減やスキルアップに繋がるのは当然として、人間性の形成というスポーツ本来のあるべき姿だと思っています。

一人でも多くのライダーや保護者、指導者に参加していただいて、様々な情報と意見の交換が出来れば幸いです。皆様のご意見や提案などぜひお聞かせください!!

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